フレッツとは
フレッツ(FLET'S)とは、地域IP網へのアクセスを提供するサービス。東日本電信電話株式会社(NTT東日本)及び西日本電信電話株式会社(NTT西日本)が提供しています。
地域IP網(フレッツ網と言う場合もある)は、インターネットサービスプロバイダ(ISP)とPOIで相互接続している。よって、ユーザーは地域IP網を通してインターネットに接続することになります。
また、NTT東日本・西日本の独自サービスも地域IP網を経由して利用可能です。
地域IP網は都道府県毎に存在します。
地域IP網に各利用者とISPが接続されて、インターネットへのアクセスが可能となっています。
地域IP網は、元来NTTの内部ネットワークでした。それが、都道府県内の電話局間通信に利用されていましたが、インターネット用として外部接続(ISPの接続装置設置)を許可した際にサービス名称へ「フレッツ」を冠したとされています。そのため、地域IP網を(NTT自己利用以外の)インターネット回線として利用する形態を指し「フレッツ網」と呼ぶ場合があります。
「フレッツ」の名称は、Flat(定額)/Friendly/FlexibleのFとLet'sを組み合わせたものとされている。「定額しようよっ!」ってところでしょうか。
フレッツ・光
「フレッツ・光」は、Bフレッツ、フレッツ・光プレミアムおよびフレッツ光ネクストの総称です。
光ファイバー(光ケーブル)の引き込み方法により数タイプが存在します。
マンションタイプを除き、光ファイバーをユーザ宅に直接引き込む(FTTH)。公称速度はユーザ端末側で最大100Mbps。サービス品目によっては、アクセス回線の帯域が他の複数の契約ユーザにより共有されます。なお、サービスの名称に【東】【西】と記したものは、それぞれNTT東日本地域およびNTT西日本地域で提供されていることを示す。特記なき場合は両地域とも提供。
フレッツ・ADSL
利用者から地域IP網までの間を、既存の電話線を利用するのがADSLです。
公称速度は次の通り(下り/上り)。しかし、平均的実効速度はその70%〜20%程度となり、その原因は特に線路長とされています。
(なお、サービスの名称はNTT東日本でのもの。【括弧】内はNTT西日本での名称。)
* フレッツ・ADSL モアIII【モアスペシャル】 - 47Mbps/5Mbps
* フレッツ・ADSL モアII【モア40、モア24】 - 40Mbpsまたは24Mbps/1Mbps
* フレッツ・ADSL モア - 12Mbps/1Mbps
* フレッツ・ADSL 8Mタイプ【8Mプラン】 - 8Mbps/1Mbps
* フレッツ・ADSL 1.5Mタイプ【1.5Mプラン】 - 1.5Mbps/512kbps
* フレッツ・ADSL エントリー - 1Mbps/512kbps ※東日本のみ
フレッツ・ISDN
「フレッツ」シリーズの元祖がISDNです。ISDN網を使用する定額制アクセスサービスとして、2000年(平成12年)に登場しました。
ISDNの1チャンネルを利用して、特定の電話番号「1492」にダイヤルアップ接続を行うのが特徴です。
ISDN交換機のISM折り返し機能により、電話網の資源を消費しないため、定額制が可能となった。定額制・常時接続の一般向けサービスとしてOCNエコノミーが先行提供されていたが、低価格個人向けサービスとしてOCNエコノミーを越えて広く普及した。電話網資源を使わないため、従来のダイヤルアップのようにネット接続中は電話が使えないという事態はおこりません。
当初のサービスの名称は「フレッシュI(アイ)」を検討していたそうです。
しかし、当時検索スピードの速さで人気があった東芝系列の検索エンジンのフレッシュアイと紛らわしいため「フレッツ・アイ(ロゴ表記はFLET’S・Isdn)」と造語した(後に「フレッツ・ISDN(フレッツアイエスディーエヌ)」)。
スタート直後はADSLやFTTHのフレッツ系サービスが存在しなかったため、単に「フレッツ」と略称されることもあった。
しばらく後に、CATVやADSL等のブロードバンドの展開が始まります。これにより、料金や速度、費用対効果の面で優位性を失ったため、利用者は大幅に減少しました。
現在の利用者層は、いわゆる光収容回線であったり、電話局から距離が長いなどでADSLを利用できず、かつ他の手段(FTTHやCATV等)も提供されていない地域(町村・離島など)に在住している場合や、その他の理由(ISDNが電話として必要、単に特に理由もなく使い続けている、光ファイバーを引き込めないが通信安定性が必要なためADSLは利用できない、など)があるユーザに限られつつあります。
日本全国(全ての市町村)で提供されているように思われがちであるが、西日本管轄の一部や東日本管轄の離島の一部、特に和歌山県の山間部や小笠原諸島などでは未だに提供されていないのが実情です。
モバイルデータ通信定額制などその他の定額制接続の手段が無い限りにおいては、いずれの常時定額接続手段も存在しない地域が未だに存在することであり(デジタルディバイド)、早期の改善が待たれます。
また、ISDNも全国遍くカバーされているように思われているが、収容局から加入者宅までの線路長が8〜10kmを超えるような場合には、ISDNすらもサービスの提供がほぼ不可能という欠点があります。よって上記と同様な問題が起きます。
フレッツ・スポット
フレッツスポットは、外出先での無線LANによるフレッツ網接続の提供サービスです。
当初、NTT東日本においては「Mフレッツ」の名称で、NTT自らは無線アクセスを提供せずフレッツ網を利用して無線アクセスを提供する飲食店やホテルなどの事業者(Mフレッツホスト)と、無線アクセスの利用者(Mフレッツメイト)を募集するという独特な形態のサービスであったが、後に一般的な公衆無線インターネットサービスに変更され、名称もNTT西日本の「フレッツ・スポット」に統一した。
2005年10月26日より、NTT東日本・NTT西日本の各契約ユーザがNTT西・東のいずれのサービスエリアでも利用可能となるローミングサービス開始。
公衆無線LANサービスの一つではあるが、PPPoEが実装されていない携帯端末(ウィルコムW-ZERO3シリーズ、アップルiPod touchなど)ではアクセスできない。
フレッツ・スポットが利用できるインターネットカフェ「フレッツ・スポット cafe'」も展開されている。
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